なでしこジャパン、お見事! 次は「勝って兜の緒を締めよ」

女子サッカーw杯ドイツ大会、決勝トーナメントⅠ回戦。期待したとおり、予想したとおり、初心を取り戻したなでしこジャパンは、守るも攻めるも、見事に固い糸でつながるチームワークで、耐えに耐えて、1点も与えず、そして珠玉の1点をもぎ取り、快勝した。言うことなしの、すばらしい全員挙げての戦いである。うち沈む日本全国に、未来のあり方を教示し、勇気を与えてくれるこの最高の「日本女性アスリート」たちに万歳を送り、また次なる試合、準決勝に向かって、「勝って兜の緒を締めよ」の格言をひそかに贈って、さらなる快勝を期待したい。これは、一個人の単なる期待ではなく、日本全国民の期待でもあるだろう。
*蛇足
 珠玉の決勝点を叩き出したのは、澤選手からの比較的長い巧妙な斜めパスを受け取り、敵方バックスをかわしてこれまた極めて難しい角度から相手キーパーの横を抜く絶妙のシュートを放った丸山選手だが、彼女の試合後の言葉が、なでしこジャパンの真髄を語っている。「岩渕真奈選手が良いボールを出してくれたので、後は決めるだけだった」。一瞬言い間違いかとも思ったが、よくよく振り返れば、これは、澤選手とともにフィールド中央にいて相手ゴールを背に後方からのパスを受ける姿勢の岩渕選手を視野に入れ、瞬時に、岩渕選手が(功名心にはやることなく、自分で無理筋な前線突破をすることなどせず)ゴールに向かって全体を見通せる体勢にいた目前の澤選手にボールをつなぐ事を予測し、澤選手の次なるパスをもらいやすい好位置に走り込んでいったそのときの状況を見事に物語っている。これは、日頃から連携こそ命と心がけ、常に全体の中の自分と他者のあり方・関係性を頭に置いていなければ生まれてはこないチームの連動性であり、表現である。再び、三度、なでしこジャパンには感動させられた次第である。

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宗内 敦(カラーピラミッド)

Author:宗内 敦(カラーピラミッド)
教育・文芸同人誌『琅』発行人
「書肆彩光」代表者
日本教育心理学会会員
日本ペンクラブ会員
”下記の著、拍手・コメントを頂戴した方に贈呈いたしたく。ご希望あれば、ご連絡下さい。”
 ☆『二言、三言、世迷い言』(書肆彩光 1012)
 

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